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ハンマーナイフモア導入 [農業]

 毎年、どうしてもタマネギの菌核病が出てしまう圃場には
バスアミドという薬を使って土壌消毒を行っていました。
昨年も8月、35度に達する猛暑日に7a(700㎡)の圃場を一人で
7時間ぶっ通しで作業したら、帰るころには手がしびれ、
翌日には下腹部に違和感を感じ、結局それが脱腸と診断されて手術しました。

*タマネギの菌核病が出る圃場には、農協も土壌消毒を推奨していますが、
 タマネギの苗を作るときにも苗場を土壌消毒するので、圃場は違えど
 農薬のカウントはバスアミドを2回使用したことになり、違反となります。


https://1565.blog.ss-blog.jp/2018-08-07




さらにその圃場は少し傾斜があって、雨が降ると結構な砂が下の畑に
流れてしまい、肥料の効きも悪く、今年のタマネギの収量も散々な出来でした。
そこでこれまでのアプローチを変えて、土壌消毒を辞めて、ソルゴー(牧草。
緑肥になる)を蒔いて、土壌環境の改善を試みることにしました。
5年前にも一度挑戦したことがあるのですが、その時はソルゴーを刈る機械を
親戚から借りて使っていましたが、ちょうど使う時期が重なって迷惑がかかるので
1年で辞めてしまいました。

https://1565.blog.ss-blog.jp/2015-07-22


ということで、今回思い切ってハンマーナイフモア(自走式草刈り機)
を導入した次第です。
新品なので去年買った中古のAZワゴンより高い!

ハンマーナイフ14_R.JPG




親戚のは10馬力の大きい方でしたが、ワタクシはその下の8馬力タイプ。
トラクターの後ろに付けるタイプも検討しましたが、この自走式ならばみかん畑の
草刈りもできるので、こちらを選択しました。

ハンマーナイフ15_R.JPG


ソルゴーは梅雨時期に刈るので、タイヤでなくクローラータイプを選択しました。
クローラーでも大雨の翌日ははまって動けなくなることもあります。

ハンマー8_R.JPG



50aぐらいソルゴーを刈った後の刃。
新品おろしたてのようなサクサク切れる感じは減った。
みかん畑の草刈りをしていたら、土地境界のくい(コンクリート製)に
当たってくいの頭を削ってしまいました。(汗)


ハンマーナイフ 刃_R.JPG



ソルゴーをすきこんだぐらいでは土壌はすぐには変わらないので
新たに複合有用微生物入りのたい肥を手配して、これで悪玉菌を
善玉菌にして、病気を減らせないかな?という作戦。
さて、どうなることやら・・・。

ハンマー2_R.JPG






話はかわり、
クリニックなんですがポニー(ミニチュアホース)を飼っているところが
ありまして、いつもそのポニーを見ながら「かわいいなぁ~」
うちの畑の前は幼稚園なので、「園児が喜ぶだろうなぁ~」
とか思いまして、いま無性にポニーが欲しい病にかかってます。

ポニー_R.JPG








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