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カヌレとエンジンオーガー [農業]

 2020年5月、我が家の“東京特派員”からLINEで一枚の写真が送られてきました。
「最近、銀座にオープンしたお店に郷ひろみからの花がでている!」というものでした。
これにワタクシたちは大盛り上がり。実姉はひろみGOのファンクラブに入っていたほどでしたから。
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後日、特派員から送られてきたのがカヌレという焼き菓子で、そのお店はカヌレ専門店だったのです。
「箱代に1500円はかかっているんじゃないの?」というくらいの高級化粧箱。
お値段もそしてなによりもカヌレが贈り物として最適。
それ以来、事あるごとに特派員から送られてきて、親戚への贈り物として使ったりすると、リクエストが来るなど、大人気デス。
お店は今年移転したそうですが、先日、移転先から送られてきました。
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 仕事の方は8月から約2か月間、毎日落花生を掘っていましたが、残すところ“おおまさり”が少しだけ、なりました。
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ちょっと肥料が多すぎて、極端に草丈が伸びてしまい、1株を持ち上げられない程でした。
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そんな収穫作業中にふとしたことから、この畑の20センチ以上深いところはカチカチの耕盤層になっていることが分かりました。
以前、他の畑では借り物のサブソイラーを使ったこともありました。
 https://1565.blog.ss-blog.jp/2016-09-03

でもこれをやるには、ちょっと大事になるので、今回はエンジンオーガーという
穴掘り機を購入して使ってみました。
これは現代農業で紹介されていたことなのですが、この穴掘り機で所々穴をあけてやれば排水性がよくなる・・・というものです。
耕盤層に所々に穴を開けたところで、地中の水が流れるか?という疑問はありますがとりあえずやってみましょう、ということです。
この機械、国産だと9万円くらいしますが、ネットで中国製だと24000円くらいで買えてしまいます。
しかも刃は直径10cm、15cm、20cmの3本が付いてきます。
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最長50cm位の深さの穴があけられますが、そこまでやると腰を痛めそうなので40cmくらいでやめときます。
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10cmの穴でも十分、15cm、20cmの穴は腰を痛めそうなので試してもいません。
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開けた穴にはもみ殻を詰めておきました。(もみ殻は腐りにくい為)
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一か八か・・・ダメもとでこの中国製の機械を購入しましたが、いままで5~6回使用しましたが全然問題なく普通に使えました。
この穴掘り機なら20分ぐらいの時間があれば、20~30個くらいの穴をあけられます。
その位の時間なら、なんとか都合つけやすいのが、一番のメリット。
逆に1時間やれと言われても、腰痛めそうで作業できない。
あとは機械の耐久性が興味深いところ・・・。

そうこうしているうちに、タマネギを定植するために
マルチを張ったり、みかんの収穫も始まっていて
文字通りの農繫期。

休日なんて全然ありません。







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ハンマーナイフモア導入 [農業]

 毎年、どうしてもタマネギの菌核病が出てしまう圃場には
バスアミドという薬を使って土壌消毒を行っていました。
昨年も8月、35度に達する猛暑日に7a(700㎡)の圃場を一人で
7時間ぶっ通しで作業したら、帰るころには手がしびれ、
翌日には下腹部に違和感を感じ、結局それが脱腸と診断されて手術しました。

*タマネギの菌核病が出る圃場には、農協も土壌消毒を推奨していますが、
 タマネギの苗を作るときにも苗場を土壌消毒するので、圃場は違えど
 農薬のカウントはバスアミドを2回使用したことになり、違反となります。


https://1565.blog.ss-blog.jp/2018-08-07




さらにその圃場は少し傾斜があって、雨が降ると結構な砂が下の畑に
流れてしまい、肥料の効きも悪く、今年のタマネギの収量も散々な出来でした。
そこでこれまでのアプローチを変えて、土壌消毒を辞めて、ソルゴー(牧草。
緑肥になる)を蒔いて、土壌環境の改善を試みることにしました。
5年前にも一度挑戦したことがあるのですが、その時はソルゴーを刈る機械を
親戚から借りて使っていましたが、ちょうど使う時期が重なって迷惑がかかるので
1年で辞めてしまいました。

https://1565.blog.ss-blog.jp/2015-07-22


ということで、今回思い切ってハンマーナイフモア(自走式草刈り機)
を導入した次第です。
新品なので去年買った中古のAZワゴンより高い!

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親戚のは10馬力の大きい方でしたが、ワタクシはその下の8馬力タイプ。
トラクターの後ろに付けるタイプも検討しましたが、この自走式ならばみかん畑の
草刈りもできるので、こちらを選択しました。

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ソルゴーは梅雨時期に刈るので、タイヤでなくクローラータイプを選択しました。
クローラーでも大雨の翌日ははまって動けなくなることもあります。

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50aぐらいソルゴーを刈った後の刃。
新品おろしたてのようなサクサク切れる感じは減った。
みかん畑の草刈りをしていたら、土地境界のくい(コンクリート製)に
当たってくいの頭を削ってしまいました。(汗)


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ソルゴーをすきこんだぐらいでは土壌はすぐには変わらないので
新たに複合有用微生物入りのたい肥を手配して、これで悪玉菌を
善玉菌にして、病気を減らせないかな?という作戦。
さて、どうなることやら・・・。

ハンマー2_R.JPG






話はかわり、
クリニックなんですがポニー(ミニチュアホース)を飼っているところが
ありまして、いつもそのポニーを見ながら「かわいいなぁ~」
うちの畑の前は幼稚園なので、「園児が喜ぶだろうなぁ~」
とか思いまして、いま無性にポニーが欲しい病にかかってます。

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まめ太郎と Seven Tears [農業]

 我が家では2月初めから6月上旬まで玉ねぎを収穫しています。
今年は何故か形が悪く、縦長でいわゆる「とっくり」と
呼ばれる物が多かったのが反省点。
その原因がよくわからないのですが、大半の畑が玉ねぎの
年一作で、ほかの作物を作付けしません。
玉ねぎだけを毎年栽培することで連作障害ではないかと思いまして、
収穫が終わるとせっせと畑に牛ふんたい肥を入れました。

普通は酪農家や業者に持ってきてもらうのですが、
ワタクシは自車で運びました。1車2トンで10トン

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畑に撒くのも機械がないので人力。メチャ疲れました。
何日もトラックにたい肥を積んだままにしておいたので、
荷台がサビサビになってしまいました。たい肥で錆びるなんて
知りませんでした。
困ったなぁ、困った困った、こまどり姉妹~!




7月に入ると枝豆の収穫が始まります。
一か所の直売所で売るだけですから、量は知れています。

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しかし毎日毎日200本位の枝豆を手でむしっていると
手が痛くなってきます。
妻はとうとう医者から「手の手術をする?」というところまで
きてしまいましたので、枝豆もぎ取り機を購入しました。
それが「まめ太郎」という機械です。

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小規模農家向けの機械で、もぎ取るだけの機能。
葉っぱはファンで後方に飛ばし、枝豆は下にセットしたコンテナに
落ちます。しかし、やはりいろいろ混じっているので、洗う前に
選別する手間が増えます。
ちなみに他のメーカーでは、後方に飛ばす葉っぱをキャッチする
ネットがオプション品としてあるのですが、このメーカーには
それがありませんでした。


本格的な機械だと、選別作業をしてくれるのですが、高いですし、機械も
大きく、収納に場所と取ってしまいます。

作業は1本又は両手で2本持って、手で突っ込んで、回転する柔らかいウレ
タンの爪でもぎ取ります。

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早いですけど結構、スジがむけてしまうのが多いなぁ、という印象。

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回転速度が調整できれば、少しは工夫のしようがあるかもしれませんが、
残念ながらそういう機能はない・・・
困った、困った、こま・・・もういいか・・・。(^^;



枝豆は7月で終わり、8月からは落花生の収穫が始まります。
これもゆで落花生用として直売所で販売。

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機械でもぎ取るとあっという間に取れます。
が、案外と殻が割れてしまうものが多い。
割れたものが商品に混入しないよう選別が大変。
結局、落花生ではまめ太郎を使わないことにしました。
せっかく、両方で使えると思ったのに・・・。

こうして毎日、豆の収穫、出荷に追われながらも、
ミカンの摘果、玉ねぎ畑の土壌消毒などこなさないと
いけません。連日36度越えのなかで。

そうしたら、やっぱり体調に異変が起きてしまいました。
診断はソケイヘルニア、脱腸です。手術決定。シクシク・・・




話は変わって、
ドイツのグループ、グームベイ・ダンスバンドの曲には
セリフ入りが多いです。1980年代はじめに「サンオブ・ジャマイカ」の
レコードを聴いていたころは、このセリフはきっと女性の声だと
思っていました。しかし、のちにYou Tube で見たらリードボーカルの
男性だとわかりびっくりしました。

CDを聴く機会はないですが、昨年ベストアルバムを買ってしまいました。
(ついでにボニーMのも)
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数年前にCBCラジオで日曜日お昼から、ホーリーの「エーミュージックプログラム」
という番組がありました。それに「サンオブ・ジャマイカ」をリクエスト
して読まれたんですが、「CBCにはレコードがありません」と言われ
曲はかからず、がっくりしたことがあります。

「セブンティアーズ」もいい曲です。
https://binged.it/2MpK76Q


おじさんになっても歌っているのがうれしい。
https://binged.it/2L5JqMX


やっぱり今の季節はサンオブジャマイカ!!
https://www.youtube.com/watch?v=3-kEhk9-IeI




Goombay Dance Band
https://yougaku-data.com/res/art-info.php?AFILE=1905






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明日を拓こう [農業]

 我が家のタマネギの収穫期間は2月上旬から5月下旬まで。
そのタマネギの種を播くのがこの9月です。
だいたい6~7品種播くのですが、それぞれ9月上旬から下旬まで
品種によって時期が違います。

早めに畝立てして播く準備をしておくのですが、まさか9月に入って
ず~っと天気が悪く、土が乾かずにトラクタをいれることができない
日がここまで続くとは思っていませんでした。
もっともっと早くに畝立てして、被覆しておけば、こんなには
悩まずにすんだのに・・・と反省。
13日に雨間をぬって、無理やりトラクタを入れて畝たて、播種、なんとか
なりました。

タマネギ苗場_R.JPG





 今年はみかんが表年で豊作。
秋野菜を作っている余裕はないのですが、去年の白菜の種が余っているので
直売用に・・・と思って少しだけ播きました。
が、なぜか生育がイマイチ。
もう定植が済んでいないといけないのに・・・。

白菜苗2_R.JPG





 さらに欲をかきまして、これも直売用ですが大根も少しだけ播いてみました。
品種は「夏の翼」(タキイ)。でも発芽したところに台風21号の強風。
それにカラスがいたずらして引き抜いて、歯抜け状態に・・・・。(泣)
でも、土壌消毒をしたところなので、その効果を確かめたいので
どんな大根ができるか楽しみにしています。

大根_R.JPG








最近、ちょくちょくラジオから流れてくるようになりました。
半崎美子の「明日を拓こう」。
この曲大好きです。紅白に選ばれないかなぁ。








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タマネギ畑の土壌消毒 [農業]

 7月に、タマネギ畑を土壌消毒しました。
通常、苗床(種を播いて苗を育てる場所)にはどこのタマネギ農家も土壌消毒します。
病気を発生させないのと、草を生やさないという意味もあります。

しかしながら、苗を定植する畑となるとなかなか土壌消毒する人はいません。
経費がかかる(10a あたり6万円以上)のと、ビニール被覆するのがたいへんだからです。
しかし、どうしても病気(菌核病、べと病)がでる畑では土壌消毒が必要となってきます。


今年のタマネギは小玉傾向で、ここ愛知県知多半島地区でも
1月~4月までの農協集荷量は前年比66%しかありませんでした。
その理由としては

① 昨年10月に2つの台風によって苗の生育が悪かった。
② 昨年12月~今年2月の寒さが厳しく、生育が2週間以上遅れた。
などが一般的に言われている原因です。

ワタクシのタマネギもその例に漏れず、収量はイマイチでした。

この写真は土壌消毒した苗床のあとにタマネギを定植したところと
その隣(右側)が土壌消毒してない畑。撮影日は今年の5月18日。
品種は「甘70」(七宝)で同じ品種でも右側は葉が枯れているが
土壌消毒してある場所は青々としている。
収量は右側が小玉傾向で左側の約半分で減収の大きな要因でした。
このことで土壌消毒の必要性を強く感じたのです。
甘70_R.JPG





使用する薬は「バスアミド」。(微粒粉末状の薬)
ジョウロのような散布器を使用しますが、パイプの穴から思うように出てこなくて使い辛い。
バスアミドー2_R.JPG



この畑(甘70の畑とは別)は病気がひどいので、毎年、土壌消毒しています。
より効果を高める為に粉の石灰窒素を同時に施用します。
土壌消毒-4_R.JPG




面積は7aなので20kgぐらいのバスアミドと石灰窒素(60kg)を散布。
土壌消毒ー5_R.JPG




トラクターで耕転したのちにかん水。水分によってバスアミドが気化する。
土壌消毒ー3_R.JPG






そしてビニールで全面被覆。これがたいへんな作業。
一人でやるので作業開始から被覆するまで6時間、
休憩なしの必死な作業です。

被覆材はビニールハウスで使用済みのビニールがもらえれば一番いいのですが
そのあてもないので、新品の農ポリ(0.07ミリの厚さで幅4.6m)を買っています。
多くの人は幅6mのものを使用していますが、我が家では普段倉庫の2階で
保管しているので、6m幅のは重くて2階に上げられません。

土壌消毒-1_R.JPG




畑を全面被覆するのがたいへんなので、昨年はバスアミドをやめて微生物殺菌剤
「ミニタン」を使用してみました。
微生物が菌核に寄生してやっつけてくれるハズだったんですが、
まったく効果はありませんでした。
個人的にはタマネギに病気がでるのは1種類の病原菌だけでなく複数の病原菌が
あるのではないかと思うのです。なのでこのミニタンのように特定の菌だけに作用する
薬では効果が得られないと思いました。
ミニタン 001_R.jpg




ビニール被覆しても、その後の管理がたいへんです。
普通はピーンとビニールを張って被覆するのですが、
ワタクシは案外そのへんがいい加減。
なのでちょっと強い風が吹くとすぐに、風船のように膨らんでしまいます。
先の7月29日、三重県に上陸した台風12号(逆走台風)のときも
早朝、見に行くと1枚のビニールがはがれて道路を横断していました。(汗)
それでもめげずに、やらないよりやった方がいいので、
7月だけで3枚の畑、計20aやりました。
もうあと1箇所7aをやる予定にしています。(そんなにできるかなぁ。)

こうして来年も大きなタマネギを何とかつくりたいデス!




 追
 逆走台風は風ばかりで、知多半島の降雨量は10ミリ以下、迷惑な台風でした。
 みかんの木も枯れそうです。

みかんにかん水_R.JPG








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2017年のハクサイ [農業]

 我が家はみかんとタマネギを主体にした専業農家なんですが、
昨年に続いて今年もハクサイを少し(7a)作ってみました。

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 普通は運搬機で運び出すのですが、我が家にはそんな便利なものが
ないので、すべてこの一輪車です。
ちなみにたまねぎ(60a)もすべてこれでやります。



昨年作ったときは、みかんの収穫とタマネギ苗の定植、
そしてハクサイの収穫を同時に進行するのがとてもたいへんで
「もう二度と作るもんか!」と思ったのですが、今年は

  みかんがなってない!!

これはまずいなぁ、と思いまして結局今年もハクサイを栽培することに。

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株間40cm、昨年もちょっと広いかな?と思ったのですが、昨年の品種「耐病六十日」(タキイ)
は一玉4kgの大玉になってそれほど気にならなかったのですが、今年の品種「晴黄65」
(タキイ)は3kg程度で株間のスカスカ感が目立ち、「やっぱり40cmは広すぎたなぁ~
ポリポリ」と反省。



昨年2016年は9月の長雨で野菜が高騰、今年も10月中下旬に長雨。しかも台風が2つも
やってきて、それまで安値だったハクサイも11月には持ち直し、その点は助かりました。
昨年はじめて作ったときはアブラムシの多さにびっくりして、今年はその防除はできたの
ですが、青虫、いもむし系の被害は十分防除できず、思った以上に被害がありました。

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みかん園の近くではカタツムリの被害が大きかったです。
銅を嫌うと思って、Zボルドーを散布してみたり、「ナメトリン」を播いたりしましたが
効果なく、やはりこういうところには植え付けしないほうがいいと思いました。

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出荷時に根元を切りもどすのに、昨年は包丁を使っていたので、葉っぱもいっしょに
切れていましたが、その後専用の鎌があることを知って、今年はきれいに切れました。
この鎌は上も刃になっているので、引いても、押しても切れるスグレモノ。
切れ味もとてもいいです。

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こちらで購入しました。
    河合のこぎり店 http://shop-kawai.g.dgdg.jp/kama_hanbai.html





今年は別の畑にもハクサイを。9月下旬に園児たちが芋ほりをしたあとに
定植するので遅まきできる品種「輝黄」(ノザキ)を左が9月6日、右が8日に播種。
2日違いでこんなに生育が違うんだ・・・。はたいしてちゃんとしたハクサイに
なるのかな?

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こうして我が家のハクサイは11月に入って2週間かけて収穫出荷することができました。
朝は6時半に直売所に行ってみかんを並べ、帰ってきてハクサイの収穫。
それが終わるとタマネギ苗の定植。4時ごろからハクサイの荷造り。
それを地方青果市場に出荷して帰ってくると夜の10時。それから直売用のみかん
を袋詰め。日付が変わる前には仕事やめるようにしてましたが、たいへんでした。

先日は「さぁ風呂に入って寝るだけだ・・・」と思って12時に家に入ったら、3人の子供が
誰も風呂に入ってない! オトウサンの順番がまわってきたのが午前1時半というとき
がありました。
さすがにくじけそうになりましたが、なんとか過労死せずにまだ生きてます。(^^


しかし今年のみかんは歴史的な大凶作。
ちょっと夜遅くまで働いたぐらいでは、みかんの減収分は補えません。
困ったなぁ~、と思っているところデス。



現実逃避ですけど一つ楽しみしているのが、来年1月6日にBENIちゃんを観に行く事です。

メ~テレ開局55周年記念「ヴォーカル・オン・シンフォニー」名古屋公演に平原綾香、
新妻聖子、BENI の3人がやってきます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000272.000014977.html



BENI は英語もいいけど日本語で聴きたいなぁ。








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湯あがり娘 [農業]

 つい先日まで、枝豆の収穫、出荷作業に追われていました。
昨年から直売所に加入させていただき、その時に誘っていただいた方が
「枝豆は良く売れるよ」と教えてくださり、さっそく種を播いてみました。
でもその時は売れる品種があることまでは知らず、自分で選んだ品種が
直売所ではまったく見向きもされずに大失敗。

 そして今年はみなさんと同じ人気の品種「湯あがり娘」を播いたというわけです。

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引いてきた枝豆を一つ一つ手でもぎ取り、選別しているのでとても生産効率が
悪いのですが、それでも多くの人に手にとってもらえることがうれしいです。
まだ家庭菜園レベルですが、年々カイゼンを重ねていくのが楽しみ(=苦しみ)。


 ところでダイズがまだ青いうちに収穫するのが枝豆なんですが、
ダイズと枝豆が同じ豆と知らない人が多く、教えても
「えぇ~うっそぉ~!」と信じてくれません。

左の二つは普通の枝豆。右の3つは生育不良で早期に黄化した(つまり枯れかけた)枝豆。
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生育不良なので右の豆は充実してませんけど、豆腐や味噌の原料になる
ダイズに見えると思います。
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 枝豆の収穫時期は一日のほとんどの時間を倉庫での作業になるので
炎天下で仕事しなくて済むのがいいです。




暑い夏はこんな曲を聴いてまったりとします。

イズラエル・カマカヴィヴォオレ(通称イズ)が唄う「Somewhere over the Rainbow」







またハワイ行きたいなぁ~!








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とっておきのみかん  [農業]

 我が家にあるみかんのなかで、一番おいしいみかんが、この盛田温州。
中生種(なかて)なので、年末年始が食べ頃です。
特徴はなんといっても、つるつるとした果皮。
病気に弱く、昨年は全滅状態でしたので、今年は注意して栽培しました。

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もう何十年も前から我が家にあるのですが、数本の樹があるだけなので、
販売はしてなかったのですが、今年から産直所の会員になりましたので、
こういう少量品の販売もできるようになりました。
げんきの郷(愛知県大府市)にて地味に販売しています。



この記事を書くにあたり盛田温州のことを調べてみました。
佐賀県松浦郡七山村(現在は唐津市)の盛田博文氏の園で
宮川早生の枝変わりとして発見されたそうです。


驚きました。この「ナナヤマムラ」にワタクシは行ったことがあるんです。
静岡の果樹試験場にいた頃に同級生のなかに、この七山村出身の
エイノスケ君がいたのです。
当時、九州に行った際に、同級生の家を回ったのですが、福岡の糸島、
大分の豊後高田、そして佐賀は浜玉とこの七山村。
「ここがエイノスケの家だよ」と車から見ただけでしたが、そのヘンピぶりは
豊後高田にも驚いたけど七山村は強烈でした。(この地域の方ごめんなさいね)

エイノスケ君はたしか農協に入って、30年ぐらい前の同窓会ではノートパソコンや
携帯電話を持って仕事をしていて、彼の風貌とはまったく似合ってなくて
それでまた「へぇ~、そういう仕事してるの?!」と驚いた記憶があります。
エイノスケ君は今頃、農協のエライさんになっているのかな?



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 話は変わって、
最近、まったく車の話題がありませんが、今年買ったデミオ(H16年式)の
オイル交換を先日、初めてやりました。
オイルフィルターがとても作業しやすいところにいたく感心。

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ヴィッツからの乗り換えたときはとてもクラッチが重く感じましたが、今はなれました。
アクセルの踏み始めが、いきなりスロットルが開く感じで、発進時にタイヤが鳴りやすい。
ボディ剛性が思った程、高くない。

ガラガラ、ゴロゴロとディーゼルか?と思うほどうるさいエンジン。
でも今回10W-30のオイルを入れたら、始動時のガラガラはだいぶしなくなった。
たぶん納車点検でディーラーが低粘度のオイルを入れたのだろうと推測。




オイルといえば、ワタクシたち農家が使う草刈機や背負いの動墳などは
2サイクルエンジンなので、ガソリンに2サイクルオイルを混ぜます。
その比率が昔は25:1 だったのが、いまは 50:1、なかには100:1 なんて
いうオイルもあります。
ワタクシももらい物の50:1 のオイルがありましたので、今はそれを使っている
のですが、機械がそれに対応しているエンジンならいいのですが、
たとえば古い草刈機に 50:1 で混合燃料を作って使用してはいけないそうです。
最近、知りました。(^^;
そんなこと知らずに使用していましたが、エンジンが焼きつかずによかった。

このオイル、地区の一斉清掃のときにもらったんですが、
だ~れもこのオイルに対応した新しい農機を持っていないのですから
こんなものを配ってはいけないと、いまさら思っている今日この頃です。

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ハクサイ [農業]

 例年、この時期はダイコンを出荷していましたが、あまりいい物ができないので
今年はハクサイを作ってみました。
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9月の長雨で次々に腐っていき、最初に播いた分は7割ぐらいは捨てたと思います。
10月に入って落ち着いたので、ようやく出荷できるまでになりました。
ここ知多半島(愛知)ではダイコンやキャベツはたくさん栽培されてますが、早生のハクサイは
あまり栽培されてなくて、地元の市場でも出荷しているのはワタクシだけでした。


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 これ全部タマネギの苗です。これを1本1本手で抜いて、また1本1本手で植えています。
何本ぐらい植えるのか、計算してみたらおよそ18万本!
気が遠くなりますね。でもやるしかない・・・・。

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せっかく植えた苗をカラスが抜いてしまいます。
なかには地上部を食いちぎったものもあって、がっくり。
貧弱な苗に限って抜かれる。カラスに叱られているみたい。(^^;

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友達はロケット花火でカラスを追い払っていて、そうするとそのうち寄ってこなくなる、
と言います。そこまでやらないとだめかなぁ・・・。







みかんは9月の長雨の影響がその割には少なかったように思います。
もっとマズイみかんになるかと思ってましたが、案外フツウ。
その代わりカメムシの害が甚大。わずかに刺されていてもそこから腐る。
カメムシの害は近年の特徴。むか~しはこんな事なかったように思う。

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寝る暇ないけど元気でやってます。









 1993年、さねよしいさ子の「二人で描こう夜空いっぱいのハート」
発売当時、いい曲だなぁ、CD買おう・・・と思いつつも結局買い損ねた曲。
寝る前によく聴いてます。














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げんきの郷 [農業]

 ワタクシは2011年2月に会社を辞めて、家業の農業を継いだのですが、
会社員になる前は3年ほど農業をやっていました。
昔の仲間が今はどんな農業をしているのか、話を聞くと直売所を活用して
いる人が多いのに驚きました。
「農業も変わったなぁ」と30年の月日の流れをその時は感じたものです。


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 で、遅ればせながらワタクシも今年から愛知県大府市にある「げんきの郷」の
“はなまる市”に出すようになりました。
「げんきの郷」は年間200万人以上も集客するとても大きな産地直売所です。

   JAあぐりタウン げんきの郷  http://www.agritown.co.jp/

ワタクシは柑橘類の販売が目的ですが、野菜も少量ながら並べています。
こういうところでうまくやっていくには、多種類の農産物を作らないといけませんが
ワタクシにはまだそこまでの技術がありません。






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 こういう雑誌を読むと「う~ん、ワタクシにはこんなマネはとてもできない」と
思ってしまうのですが、友人は「この本を読むと、これもやってみたい、
あれもやってみたい。」と思うらしい。
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 去年まではソルゴーを播いていましたが、この夏はやめてサブソイラーを
かけました。
大きな爪を約50cm程の深さで引っ張り、地中の硬い層に亀裂を入れて
水はけをよくするものです。ちなみにトラクターは約40年前の17馬力。

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 「そんなことしたら、雨が降るとぐちゃぐちゃにならないか?」という人もいますが
ワタクシにもわかりません。8月に大雨もありませんでした。
サブソイラーをかしてくれた友人は「そんなこと絶対にない」と言いますが。
さてどうなるでしょう?
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また話はかわりますが、最近よく聴いてる曲です。
フラワーカンパニーズの「深夜高速」
この曲を聴くと何故かケメの「おもいでの国」を思い出す。






あっ、ケメの「愛そして卒業」がCD化されてる!
keme_R.jpg
https://www.amazon.co.jp/Keme-VOL-5-%E6%84%9B%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E5%8D%92%E6%A5%AD-%E7%B4%99%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E4%BB%95%E6%A7%98-%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%85%AC%E5%BD%A6/dp/B000GG4EO6












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