先月、わが家に新しいクルマがやってきました。
スズキ キャリートラックです。



爺さんが軽トラを買い換えたいというので、キャリーならお値打ちな新古車がいくらでもある、
というワタクシの話でアクティからキャリーへの乗り換えです。
業者オークションから引っ張ったので、ろくにカタログや現車も確認せずに購入しました。
実際、周りの農家でもキャリーに乗っている人が一番多いので、
特に問題は無かろうと考えたのですが・・・。




いざ車をもらってきてからの確認。
アクセルペダルのバネにグリスがべったり。
これでは靴が汚れてしまうので(実際、ステアリングシャフトにもグリスが付着していました)
すぐに拭き取っておきました。







アクティより安い車なので、より材質や作りがチープなのは納得済み。
シートバックの高さがアクティより低くて、肩の辺りがスカスカです。
垂れ下がっているひもはなにかと思ったら・・・。







エンジン整備の際にシートを吊るものだったのですね。







今まで乗っていた平成12年式のアクティ。
パワステが付いていないのがちょっと苦になるようになって来ました。







なので今度のキャリーはパワステ付き、エアコンは使わないので無しを選びました。






アクティはエンジンが後輪前に搭載されていますが、
キャリーは前輪後ろ、座席下。
その為エンジン音はやはりキャリーの方がうるさく感じます。
それにエンジン音も、なんだかベアリングの精度が悪いのか、組み付けが悪いのか
完成度の低そうな音でがっかり。
(でもそう思ったのも最初だけで、だんだんと良くなってきました。)
ステアリングは細すぎます。

と、最初はあれこれと、あらが目立ってしまいますが、

そんなモンは、慣れれば何てこと無いです。



逆にいままでのアクティより良い点は、
クラッチペダルのストロークが長く、つながり自体もスムーズ。
アクティはクラッチ操作に少し神経質なところがあり、
バックではとくにスナッチが発生しやすかったですが、キャリーはまったくありません。
シフトフィーリングもアクティはカチャカチャして節度がなかったですが、
キャリーの方がしっとりとして感じがいいです。





しかし、






しかし!







どうしても慣れないのが・・・




いや、どうしても納得できないのが






なんと、キャリーにはエアバッグが付いていなかったことです。!!


いまどき、エアバッグの無いクルマが販売されているとは・・・。愕然
買って初めて気づいて、調べたら

キャリーはパワステとエアコンを装着したKCスペシャルというモデルだけ
それもオプションでエアバッグが選ぶことができるだけで、
その他のグレードではオプションすら用意されていないという事実です。

アクティは全車標準装備だったのに・・・・。

こんなことでいいんですかね~SUZUKI さん


というか、これは国の安全基準の問題でもあるんですが。




こんなことなら素直にアクティにしておけばよかったか?
今回のキャリーは新古車なので、車体価格もお値打ち、諸経費もお安い、
10年落ちのアクティは爺さんがあちこちぶつけまくって、ぼこぼこの状態で
ディーラー査定ならゼロでしょうけど、それでも業者オークションで
ばかにならない金額で売れたので、結局50万ちょうどで買い替えが出来ました。
これが新型アクティなら90万以上は必要でしょうねぇ、きっと。


零細農家のわが家ではそこまでは出せません。
仕方ないか・・・・。