我が家に新しいヴィッツがやってきました。
傾いたコーナーポールがおばちゃんぽくてかわいい?平成12年式1000cc、5MT車です。
だいたい7年~8年落ちのヴィッツMT車なんて、査定に出したところで、ほんのすずめの涙しか
値は付かないでしょうから、そんな格安車に乗り換えようというのが、今回の目論見です。

行った事はありませんが、市内にUSSオークション会場がありますので、
毎週金曜日に開かれるオークションで1L、MTのヴィッツが出たら連絡をもらうように、
クルマ屋さんにお願いしておきました。
ただしオークション会場には一般者は入れないので、自分で現車を見ることはできません。
クルマ屋さんの下見が頼りです。
あらかじめクルマ屋さんのマージンを決めておいて、あとは出品票を見て個別に
落札上限価格を決めるだけです。

しかしよく話を聞いてみると、ワタクシが考えていたよりMT車って、それほど極端に安く取引されているわけではありませんでした。ちゃんと立派な値段が付いてます。(TwT)
翌週、早速連絡があった2台の物件。
1台目は評価点「R」。つまり事故車。走行距離が少なく、修復もフロントでなく、
リヤなのであまり心配することもなさそう。(・・って、このへんが賭けですが)
「案外、安く落札できるかも?」と思って、安めに入札。結果、惨敗。
出品者もかなりの強気でした。

2台目は評価点「4.5」。いわゆる極上中古車。
こちらの予算では到底落札できないだろうとあきらめていましたが、
ちょっとだけ予算上積みして入札してもらいました。
その最後の決断が吉と出て、見事に落札!
思ったより値が上がらなかったのは、ピンクという女性に限定されるような色
だったからかな?と思っています。

もう少しボロいクルマでもよかったのですが、思いがけずきれいな車を
手に入れることができました。
では一般的に店頭に並んでいる車より安く買うことができたか?
といわれれば、案外そうでもありません。
ディーラーで買うよりは確実に安いですが、一般中古車屋さんと大差ありません。
しかも保証もありませんし、自分で現車を見れない等、様々なリスクを考えると、
こういう買い方も得策とはいえないというのが、実感です。
素人が、そう易々とお徳に手に入れられるほど、世の中甘くありません。
 

 ヴィッツはH11年1月に発売されたクルマで、いままでの紺色はその直後に購入したものです。
今回はH12年3月登録のクルマで、ちょうど1年違いなのですが、その間8月にマイナーチェンジ
がありまして、内装の色が少し変わってます。
MDレシーバーをまえのヴィッツから移植したので、パネルの色があってません・・・。(^^;

(訂正、 もともと内装色は2種類あり、ボディカラーによって決まってます。
 紺色とピンクでは内装色が違う為で、マイナーチェンジで変わったものではありませんでした。)

 それより驚いたことに、かる~いハンドルがしっとりとした重さに!、
リヤサスからゴトゴト音がして「壊れてるの?」と思うようなH11年式から、
全体的にどっしりとしたクルマに変身していたことでした。
1年でまるで別の車のようになっていたのは、うれしい誤算でした。
これで、タバコ臭さが無かったなら新車みたいなんですけど・・・。

でも、もうすぐ決算末でオークション会場に大量の新古車があふれるそうですから、
そういうのを買った方が、長い目で見ればいいんでしょうけどねぇ・・・。