10月9日、名古屋の久屋大通り公園で行われたコッパ・チェントロ・ジャポーネ 2023 を見に行きました。当日はほとんど傘が必要ないぐらいの小雨。
午前中だけ駆け足で回りました。
今年で2回目のイベントだそうですが、戦前のクルマからモータースポーツ、
スーパーカー、国産車まで実に盛大なイベントに驚きました。

 テレビ塔(現在は中部電力 MIRAI TOWER )をバックにマセラティ カムシン。














 1939年 ラゴンダ V12 LM。この時代でこの曲線はすごい。





 フォードGT40。たぶんレストア仕上がったばかり?と思われる程、
めちゃきれいな塗装。雨対策も入念。




 手前のグレーが1964年ルネ・ボネ ジェット、青が1966年マトラ・ジェット。
並べてみると結構リヤの造形が違うのが分かる。




 1980年 フェラーリ308GT4を品定めするCGの加藤社長、山本昌さんたち。



山本昌さんの1969年ディーノ246GT。レプリカの15インチアルミを履く。
タイヤの選択が広がるのがいい。
奥は1967年フィアットディーノスパイダー。
246GTと同じエンジンを積むが、フィアットは縦置き。
なのでコーナリング時にキャブ内のガソリンが偏りすることがないので縦置きがいい、
とオーナー氏の弁。



1965年イソ・A3C ビッザリーニ!!
今回のイベントでこのクルマを見ることができた事が一番の収穫。
超嬉しい。やっぱり持っている人いるんだなぁ。








1971年マセラティ・ギブリSSスパイダー。



手前が1978年ランチャ・ガンマ ベルリーナ、奥が1982年ランチャ・ガンマクーペ。
さすがピニンファリーナ!と思わせる品。写真のピンボケが残念。
ちなみにその向こうは1964年VWカルマンギア・コンバーチブル、1979年117クーペ。









 久屋大通り公園から名古屋市役所までトコトコと歩いて行ったらいました、いました!
市内をパレードするクルマたちがわんさか。



おぉ、ここにもカムシンが2台もいる!
昔、シーサイドモーターの雑誌広告の端に「カタログ請求券」なるものが
付いてまして、試しに送ってみたらこのカムシンの本カタログが送られてきました。
地味なカムシンだったことにワタクシはとってもがっかりした記憶があります。
カムシンというとAT車というイメージが個人的には強いのですが、
今回の3台はすべてMT車でした。ちょっとカムシンを見る目が変わりました。
いいぞカムシン!(^^;





1930年フォードモデルA。
車検証には昭和5年!と書いてある。でもシャーシは新品、
エンジンは80年代の5.7L。
じゃ、なにが昭和5年製なのかと言ったらボディ。ボディが命。
洗車できないしワックスかけるわけにはいかないし、いい感じに錆びている状態を
キープしなければいけない。



ショップを通してアメリカから輸入。
ボンネットなくても車検通るの?と聞くとOKだそうです。


エアサス付きなので10センチぐらいは車高が上がる。
凝る人はエアサスを隠したり、フロントディスクをドラムブレーキ風にしたり
するそうですが、このクルマはそこまではしてません。



小さなヘッドライトみたいなのはウィンカー。
運転席前にガソリンタンク。でも容量は30Lちょっと。
燃費は6㎞/L程度なので、つねにガス欠に注意しているといいます。


オーナーは元ベレG乗りでワタクシの知人、同じ歳。
「奥さんは隣に乗ってくれるの?」
「絶対乗らん!」
「そうだわなぁ」

・・・としゃべっていたら時間切れ。
お昼になったので会場を後にしました。