イソ グリフォ [あこがれのクルマ]
中学生の頃からあこがれている、イタリアのイソ グリフォというクルマです。
一度、実物を見てみたいと思っているのですが、
まだ一度もお目にかかったことがありません。
1963年にプロトタイプが発表されて、1965年から発売されました。
エンジンはコルヴェットの5.4L、V8。
デザインは当時ベルトーネに在籍していたジウジアーロ。
なので、117クーペにそっくりですね。
彼は66年にギアに移籍し、すぐに117クーペをデザイン。
117クーペはその年のジュネーブショーでプロトタイプが発表されます。
もっとも勢いのある20代の彼が、理想としていたスポーツカーのカタチが
グリフォであり、117クーペなのだ、とワタクシは勝手に解釈しているのであります。(^^
68年には7Lモデルが登場。ゆえにボンネットが2階建てになります。
70年にはフロントがハーフ・リトラクトライトになります。
71年には7.4L V8 を積んだグリフォ IR9 カンナム が加わるも、
オイルショックの影響で、イソは74年に自動車の生産中止します。
63年のトリノ・ショーで発表されたプロトタイプはこんな怖い顔つきでした。
イソ・グリフォ A3/L 最後のLはLusso(ルッソ、贅沢)のL。
ちなみに
同じトリノ・ショーでイソ・グリフォ A3/C という紛らわしい名前で発表されたのがこちら。
最後のCはcompetizione(コンペティツィオーネ、競技)のC。
まだクルマの名前も知らない子供の頃、家に偶然あったのがこの水色のミニカー。
これでよく遊びました。
その体験が、自分の中でスポーツカー=グリフォにつながったんだと思います。
以前は海外の雑誌も時々チェックしていましたが、いまは生活にそんな余裕はありません。
たぶん1984年頃の中古車雑誌と思うのですが、売り物が出ていたので、
そこだけ破って取っておきました。
バンパーが付いてれば買ったのに・・・(ウソ)。 360万円
あ~、こんなふうにグリフォを走らせて見たい。
1973年の映画で「イタリアン・コネクション」というのがあります。
1971年の「フレンチ・コネクション」がヒットしたのに便乗して作られた映画なんですが、
そのイタリアン・コネクションを昔(30年以上前)、TVで見たことがあります。
この映画にイソ・グリフォが爆走するシーンがありまして、
「おぉ、グリフォだ!かっこいい~!!」とワタクシ、大興奮してTVにかじりついていました。
その時の感動が忘れられず、ぜひもう一度見たいと、
この30年間ずっとずっと思い続けておりました。
しかしこの映画、あまりにもくだらないせいか、ビデオ化されていないのです。
友人は「以前、wowowで見たことがある」と言っていましたが、
「なんで録画しとってくれんのぉ~」と言ってみたことろで、あとの祭りですね。
ほとんどあきらめかけていましたが、今年になって偶然、このグリフォ爆走シーンが
You tube にアップされているのを発見しました。
ただ、残念なことに画面の縦横比が合ってなくて、まるでチョロQが走っているみたい。
ワタクシの遠い記憶の中では、TV画面いっぱいにグリフォが横滑りしてきて
小石がTVから飛び出して、顔に当たりそうだった・・・のですが。
想い出は3Dなんですね。
みなさんもちょっと薄目にして、ご覧下さい。
君にはいつ会えるかな?
一度、実物を見てみたいと思っているのですが、
まだ一度もお目にかかったことがありません。
1963年にプロトタイプが発表されて、1965年から発売されました。
エンジンはコルヴェットの5.4L、V8。
デザインは当時ベルトーネに在籍していたジウジアーロ。
なので、117クーペにそっくりですね。
彼は66年にギアに移籍し、すぐに117クーペをデザイン。
117クーペはその年のジュネーブショーでプロトタイプが発表されます。
もっとも勢いのある20代の彼が、理想としていたスポーツカーのカタチが
グリフォであり、117クーペなのだ、とワタクシは勝手に解釈しているのであります。(^^
68年には7Lモデルが登場。ゆえにボンネットが2階建てになります。
70年にはフロントがハーフ・リトラクトライトになります。
71年には7.4L V8 を積んだグリフォ IR9 カンナム が加わるも、
オイルショックの影響で、イソは74年に自動車の生産中止します。
63年のトリノ・ショーで発表されたプロトタイプはこんな怖い顔つきでした。
イソ・グリフォ A3/L 最後のLはLusso(ルッソ、贅沢)のL。
ちなみに
同じトリノ・ショーでイソ・グリフォ A3/C という紛らわしい名前で発表されたのがこちら。
最後のCはcompetizione(コンペティツィオーネ、競技)のC。
まだクルマの名前も知らない子供の頃、家に偶然あったのがこの水色のミニカー。
これでよく遊びました。
その体験が、自分の中でスポーツカー=グリフォにつながったんだと思います。
以前は海外の雑誌も時々チェックしていましたが、いまは生活にそんな余裕はありません。
たぶん1984年頃の中古車雑誌と思うのですが、売り物が出ていたので、
そこだけ破って取っておきました。
バンパーが付いてれば買ったのに・・・(ウソ)。 360万円
あ~、こんなふうにグリフォを走らせて見たい。
1973年の映画で「イタリアン・コネクション」というのがあります。
1971年の「フレンチ・コネクション」がヒットしたのに便乗して作られた映画なんですが、
そのイタリアン・コネクションを昔(30年以上前)、TVで見たことがあります。
この映画にイソ・グリフォが爆走するシーンがありまして、
「おぉ、グリフォだ!かっこいい~!!」とワタクシ、大興奮してTVにかじりついていました。
その時の感動が忘れられず、ぜひもう一度見たいと、
この30年間ずっとずっと思い続けておりました。
しかしこの映画、あまりにもくだらないせいか、ビデオ化されていないのです。
友人は「以前、wowowで見たことがある」と言っていましたが、
「なんで録画しとってくれんのぉ~」と言ってみたことろで、あとの祭りですね。
ほとんどあきらめかけていましたが、今年になって偶然、このグリフォ爆走シーンが
You tube にアップされているのを発見しました。
ただ、残念なことに画面の縦横比が合ってなくて、まるでチョロQが走っているみたい。
ワタクシの遠い記憶の中では、TV画面いっぱいにグリフォが横滑りしてきて
小石がTVから飛び出して、顔に当たりそうだった・・・のですが。
想い出は3Dなんですね。
みなさんもちょっと薄目にして、ご覧下さい。
君にはいつ会えるかな?
私は無理に会いたくはないですけど...
P.S.
MLへのコメント、kanicanさんからは一言あると思ったのに〜。
by gop (2010-06-04 05:07)
gop さん
そうですか?
お目目はパッチリ、唇は上品で、顔は色白、
素敵な横顔だと思うんですけど。(^^
新生CGは最初の編集長のところだけ読んで、あとは何も読まず、会社に置きっぱなし。
とうにかく今週は疲労困ぱいで、それどころでなく失礼しました。
「日産シビック」というのは、シビックの知名度が急速に落ちて、
すでに日本人には忘れられようとしているんでしょうかね。
それともやはりクルマが白物家電化していて、多くの人がメーカー名や
車名に感心が薄れてきた証拠でしょうか。
「日産シビック」、そういえばそういうクルマあったなぁ~、って自分も考えたりして・・・。(爆)
by kanican (2010-06-04 22:29)
グリフォは117と言うより、段付きを潰して引き延ばした印象が強いです。
ウインカーは同じ、ノーズ先端に段が付いてても不自然じゃない様な。
イタリアン・コネクション、途中から凹が直っている所が何とも。
クルマの電気化=白物家電化なんでしょうねぇ。
by gop (2010-06-05 06:09)
>あ~、こんなふうにグリフォを走らせて見たい。
お近くのトリトンで是非お試しください。(^^;何なら私が後ろから撮ります。
>「日産シビック」、そういえばそういうクルマあったなぁ~
ク、クヤシイので意地でも乗ってやるぅ欧シビ?(いつのことやら)
by スギメチャ (2010-06-05 20:30)
パルの大冒険 さん
nice! ありがとうございます。
by kanican (2010-06-05 22:09)
gop さん
段付きってアルファのジュニアのことを言っているのでしょうか?
特に2枚目の写真を見るとサイドの造形は117と近似性が高いです。
117は後輪前のボディ下部がちょっとモヤ~としてますが、
グリフォぐらいのボディサイズになるとそのへんはきれいですね。
写真で見る限りでは、ですけど。
映画はいつもぶつかりそうになっているのは、同じ黒のジュリア。(笑)
にんじん焼酎の「日産の旧車 シビック」は直ってますね。
http://www.kiyose.or.jp/carrot-shochu/index.html
by kanican (2010-06-05 22:24)
スギメチャさん
じゃ水色のミニカーを持って走りますので、それを撮って下さい。
って、淋しすぎるぅ~。
by kanican (2010-06-05 22:29)
やっくんたっくんのパパさん
nice! ありがとうございます。
by kanican (2010-06-06 20:44)
カッコいい! 7.4L V8はすごい走りなんでしょうね。
確かに117クーペと同じイメージですね。
by kotobuki1946 (2010-06-07 07:55)
グリフォ、ジュリア共に同時期1963年の作品ですね。
意識しつつデザインしたと思うのですが。こちらに並びの写真がありました。
http://forums.corvetteforum.com/factory-correct-resto/1861412-iso-grifo.html
そう言えば、最新ENGINE P.72に私のP担当が載ってます。
「トップ・セールスマンに訊くポルシェの売り方と魅力」
http://engine-online.jp/engineroom/mag/201007.html
by gop (2010-06-07 18:36)
kotobuki1946 さん
ちゃんとまっすぐ走ったんでしょうかね?(笑)
だいたい2階建てボンネットなんて前見えませんよねぇ。
by kanican (2010-06-07 22:44)
gop さん
宮川さんが最初に117クーペのデザインを見たときにどう思ったのか、
もう少し突っ込んで聞いて置けばよかったですねぇ。
いや、今度は御大本人に聞かねば!
CGは送ってくるし、NAVIはなくなるし、最近本屋行かないです。
明日見に行きます。
憧れの現行タルガ、まだ一度も走ってるところ見たこと無いです。
by kanican (2010-06-07 22:52)
GrifoとGiulia、フェンダーの峰なんてそっくりです。
どちらも筋肉質の印象が強い。対して117は1964年のこれとか、
http://www.carfolio.com/specifications/models/car/?car=117359
ボンネットもフラットで、よりエレガントな印象ですね。
by gop (2010-06-08 05:51)
gop さん
>GrifoとGiulia、フェンダーの峰なんてそっくりです
う~ん、トーシローにはテールランプが同じことしかわからないです。
ムスタング2+2 ベルトーネも117クーペにそっくりですが、
ムスタングという名前には不釣合いな感じです。
by kanican (2010-06-08 21:54)
雑誌の企画でイタリアとアメリカのデザイン指向の違いを具体化すると言う
寡作だった様ですね、さらにそっくりと言えば同時期のこれ。
http://www.qv500.com/detomasoregistryvalghiapampero.php
一時もう一台117買ってオープンにするなんて言ってたよねぇ(^^
by gop (2010-06-09 05:00)
ryo1216 さん
nice! ありがとうございます。
by kanican (2010-06-09 22:06)
gop さん
66年のトリノショーで出たパンペーロですね。
このトリノショーで発表されたのがマングスタとギブリ。
もう最高に冴えまくっていたジウジアーロですね。
グリフォにもオープンが1台あるようです。
http://www.forum-auto.com/automobiles-mythiques-exception/Voitures-de-sport/sujet90-24710.htm
でもやっぱり、流れるようなファストバック姿がいいですよね!
by kanican (2010-06-09 22:20)
hetian さん
nice! ありがとうございます。
by kanican (2010-06-10 23:13)
そういえば、大型の117クーペって感じもしますね。
ジウジアーロが、20代でデザインしたというのもスゴイです。
ちょっと並び方の違うOSIなら… ↓
http://www.sunautoproject.com/carlist1/OSI/23MTI/data.html
by くっさん。 (2010-06-11 16:20)
くっさん。
1966年のフォード・タウナス20M TS がベースですが、段付きにそっくりですね。
こんな渋いクルマが日本にあるんだぁ。
by kanican (2010-06-11 22:19)
ジュジャーロが最も勢いがあったのは30代~40代前半の時です。
20代の頃はしがらみが多くて、必ずしも自分の思い通りには動けていません。
本領を発揮するのは30歳で独立し、Italstylingを立ち上げてからです。
by Capitano (2010-06-11 23:34)
Capitano さん
彼自身の勢いというよりは、時代的な違いによるものかもしれませんが、
この時代の作品はのびのびとした印象を受けて好きなんです。
by kanican (2010-06-12 06:34)
ハーフ・リトラクトライトはいすゞJTピアッツァっぽい・・
ジウジアーロのデザインした車で一番好きな量産車は117なのですが
車のデザインは、デザイナーの作家性よりもむしろ時代背景とか
会社の勢いにも左右されると思うのです。
そしてそのデザインを具現化する製造技術力(技術なくても やってやろうとする熱い技術者の存在)が肝なのだと思います。
余談・・・中学生のころ「カッコいいな」と思って愛用していたThat’sのカセットテープ ジウジアーロのデザインと知ったのは後のことです。
by しゅう (2010-06-13 19:26)
しゅうさん
ジウジアーロが去ったあとの引き継いだガンディーニは、
このハーフリトラクトが好きだったのか、イソ・リヴォルタ レーレとか
ランボルギーニ・ハラマとかにも採用していました。
That’sのカセットテープ、これですか。
http://www.youtube.com/watch?v=cTYvnglBj4o&feature=related
by kanican (2010-06-13 22:44)